訪問看護師、認知症について学ぶ
2019.02.02
世の中、インフルエンザが猛威を振るっていますが
寒さにも負けず、乾燥にも負けず
元気な健和会の訪問看護師たちはとある夜に集結。
何の集まり?
正解は、認知症についての学習会でした。
北千住訪問看護ステーションの
認知症看護認定看護師の高橋さんが講師でした。
訪問看護師だけでなく、訪問リハビリ
普段から認知症の利用者さんと関わりが多い介護職員、
ケアマネ、さらには、認定看護師の活躍を見たい‼️
前回のブログでもちらっとご紹介した看護部長も含め
総勢50名が参加。
ケアについて、薬についてなどなど
伝えたいことも、聞きたいこともたくさんですが、
今回は、認知症って?ということに絞った内容です。
認知症は、特定の病名ではなく症候群です。
認知症と加齢による忘れ方のちがい
孫とバーミ○ンでチャーハンを食べたというエピソード
加齢による忘れかたは部分的に欠落する
だから、孫と食事としたことは覚えてる。
なので、ヒントを与えたら
チャーハンを食べたことを思い出す
認知症による忘れかたは数分前、数時間前の
体験自体を呼び戻せない。
なので、孫と食べたこと自体をすっかり忘れる
なるほどなるほど。
統括所長も、副統括も真剣にきいてました。
1つずつ具体的に説明され、わかりやすかったです。
質問コーナーでは、ケア拒否する利用者さん、
どうすすめたらいいか?
「お風呂は自分であとで入るから大丈夫。」ケアの場面ではあるある
講師からは一番大事なのは「あきらめないこと」
その中で、
「服が汚れてるからきがえませんか?」と脱いでもらう
「腰がいたいから、湿布を貼りましょう」とリハパン
を引っ張り、失禁の有無を確認するなど工夫しながら
心地よいケアを。一回目の段取りが肝心。などなど
具体的なアイディアも聞くことができました。
とても、楽しく認知症のことを学ぶことができました。
IADL(手段的日常生活動作)の評価尺度では、
現在は男性は食事の準備、家事、洗濯の項目は
評価されないとのこと。
わたし(女)が、認知症の進行の評価のために
IADLをみていくときは、ぜひ女だけと、
できなくなった訳じゃない。最初からできないの。
評価から外していただくことを、講師にお願いして
学習会は終えたのでした。
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