訪問看護ストーリー
Story
埼玉県三郷市にある新みさと訪問看護ステーション看護師のYです。
11月6日17時から「カフアシスト」についての学習会に参加してきました。
往診専門のホームケア診療所の主催で、業者のフィリップスさんに来て頂きました。
診療所の医師、看護師計3名。当ステーションから看護師2名、みさと南訪問看護ステーションからは理学療法士さんが3名も参加していました。
カフアシストとは、文字通り「カフ」=咳をアシストする器械です。
肺や気管に痰がたまっているのに、呼吸筋が弱っているなどして有効な咳ができず、痰が出せない利用者さんが使用します。
器械が十分な空気を肺に送り込み、続いてヒューっと力強く吐き出させてくれるのです。有効に使用できれば、「呼吸がとても楽」になるすぐれものです。
診療所の看護師さん同士でやってみる。↓
前髪がふわっと舞い上がっていますね。これはマスクが密着していない証拠。「もっと強く押し当ててください」と業者さんからご指導が入ります。
次に理学療法士さん同士でやってみる。↓
前髪が舞い上がっていません!
舞い上がりようがない…というご意見もありますが、とても上手にできていました。
「あ~何かスッキリして気持ちいい~」という感想が聞かれました。
痰が出せなくて苦しんでいる利用者さんに対して、有効に利用できるかどうかは、我々医療スタッフの技術にもかかっています。
利用者さんにも「気持ちいい~」と言って頂けるよう、これからも学習していきたいと思いました。
健和会(協議会)のステーション群は学習する機会が沢山あり、しかも医師や多職種と一緒に学べて交流できてとても恵まれているなーと思いました。
フィリップスさん。主催のホームケア診療所の皆様。ありがとうございました。