訪問看護ストーリー
Story
2021年度の新入職員研修の様子を継続してお知らせしています。第5回は9月15日(水)
新型コロナ感染防止のため、ZOOMを利用したオンラインで行いました。
午前の講義は「在宅における看護過程」
講師は鐘ヶ渕訪問看護ステーションの訪問看護認定看護師、鈴木晶子さんです。
まずは豊富なデータから、訪問看護の対象である「利用者」「家族」「地域」の特性を理解しました。
そして、看護過程の必要性を共有し、丁寧な展開に続きます。
情報収集とアセスメントからたどり着いた課題を、この様に表現したいものです。
立案した計画はRUNBAの法則で見直します。
この過程がたどれれば、個々の利用者さんにあった計画に基づいた看護が提供できるでしょう。
後半は、提供された事例について3グループに分かれて話し合いました。
同じ情報から、利用者さんを捉える視点やアセスメントに、少しずつ違った意見が出ます。
これがグループワークの良いところ。
実践に至るまでの多くの思考を記すことの必要性とその方法を
鈴木さんの丁寧な講義で学びました。
午後は、統括部の岩田直子さんから報酬の講義です。
新入職員研修のような勤務時間内の研修は、参加者がその時間に訪問出来ることを考えると赤字。
でも、これは「良い赤字」で質の高いケアを提供できる人材育成のための先行投資!という言葉に
シャキッとします。
事業を継続していくには、しっかり働き、きちんと報酬を頂くこと!
看護師もセラピストも、報酬についての知識を持つ必要があります。
概要の説明を受け、日々の訪問での疑問点が出てきました。チャットで次々と質問。
どんな質問にも明確に答えてくれる岩田さん。頼れる事務さんです。
次回もオンライン研修です。チャットやリアクション、ブレークアウトルームを使いこなして、
一緒に学んでいきましょう。