訪問看護ストーリー
Story
新人訪問看護師の話がでましたので、
ベテラン(自分でいうか?)訪問看護師の話を一つ。
健和会ステーションでは年に1回満足度調査を行っています。
その中で、利用者さまから
「貴STのおかげで生きていく希望を持ち続けます。」
というコメントをいただきました。
そんな言葉に私たち訪問看護師は力をもらっています。
利用者さまの体調管理や医療ケアのため、
利用者さまのお宅にお邪魔している私たちですが
ある、お宅に訪問した私を釘付けにしたのが
こちらのお宅でした。
在宅酸素で、一人暮らしの90才台の男性。
家のなかは、かなり綺麗に片付いています。
初めて、担当看護師と一緒に同行訪問したときに
すでに仏像が気になりましたが、
まずは担当がどう関わってるかの確認に集中。
(その時の写真はないので、ズームの写真をどうぞ)
一人でその方に訪問するようになって、
少しずつ昔のお話を聞かせてもらい、
大工の仕事をやめたあと、仏像を掘るようになったこと
先立たれた奥様の仏さまもご自分で掘ったこと
など、教えてくれました。
元々お話好きな方ですが、
さらにイキイキした表情をみることができました。
ちなみに、その方のお気に入りはこちらの二つ。
仏像ガールもとい、仏女(ちょっと古い)の私。
仏さまのお顔をみるだけでも心が癒されますが
それをニコニコ話すこの方を見ると
もっと癒されます。
今は体力的に自信がなく、彫っていません。
でも、彫ろう‼️っていう気持ちになれるといいな
と思ってます。
(お酒を少々楽しむのも続けながら♥️)
私のお気に入りの仏さまはこちら。
利用者さまを癒し、
そして利用者さまから癒しをいただく
そんな、訪問看護を楽しむ看護師が
増えるといいなと思ってます。
丑年から寅年へ。
寅年の来年は訪問看護やりたいって方は
ぜひ健和会へいらしてください。