訪問看護ストーリー
Story
先日、東京都看護協会東部地区支部の
看護研究実践報告会で、在宅の看取りについて
北千住訪問看護ステーションの看護師が
発表してきました。
ちょっと、準備がギリギリに、なって当日朝に
慌てたようですが、なんとか間に合いました。
それなのに、「発表6分です」と、
司会から衝撃の一言。
がーん、10分以内ってかいてあったのにー
とあせる発表者。
統括所長もドキドキして見守ります。
訂正が入り、10分以内でと。
安心して気を取り直し、発表。
実際の内容としては
若くして、がんの末期の状態になり、
24時間の点滴と、通りにくくなった食道に
廃液のため食道ろうをつくり、管がはいったまま
そんな利用者が、
なんとしてでもかわいい二歳のむすめと
愛する妻のもとに帰りたい
と願い、それを叶え、
最期まで支援した経過の報告でした。
退院までの病院との連携
在宅での関連機関との連携
そして、亡くなったあとの妻からの
「最期に関わってくださった方々は同志です」
という、言葉。
訪問看護の役割を伝えることができたかな?
と思います。
他の院所の発表もきき、とても勉強になりました。
東京都看護協会は神楽坂、飯田橋が最寄り
普段の下町の北千住もいいですが、
たまには都会で先日解禁した
ボジョレー・ヌーボーで打ち上げ、
ここでしか食べられないペコちゃんを食べて
本日を締め括ったのでした。