訪問看護ストーリー
Story
まだまだ寒さが厳しい季節ですね。(12月の東京平均気温7.6℃)
訪問看護は基本的におうちでの看護ケアを中心に展開されていますが、
リハビリテーションの一つとして外出支援(外歩行)があります。
(外歩行のリハビリを行う為には指示書に記載していただくなど云々はありますが…それについて今回は置いておきます。)
こんな寒さの中ではありますが利用者様と
外に出て歩くリハビリテーションを行なっています。
利用者のAさんとは一週間に一回外歩行を行なっています。
それでは行って参ります~!
~歩行中~
Aさん「ここは王◎治の母校で石碑が寄贈されているんだよ。」
私「え!!王選手の母校?!すごい!」
「あそこの中華屋さんは美味しいんだよ。今度行っておいでよ。」
「この街には昔からたくさん工場があるんだ。下町だからね。」
「ほら、あんみつ屋さんがあるだろ、ここは昔からあるんだよ。」
など、、、Aさんは墨田区1年目で土地勘のない私に町を案内してくださります。
そして走っている車をみながら、
Aさんがトラックの運転手のお仕事をしていた頃のお話をしてくださったり、
犬を見たときには家で飼っていた犬の話などを笑顔でしてくださります。
外歩行では見たものが会話のきっかけとなり、その人をよく知る機会になります。
また歩いて身体を動かすので適度な運動になったり
外の空気を吸って季節を感じることで気分転換になったりもします。
Aさんは最近まで腰が痛くて外歩行のリハビリがなかなか出来ていませんでしたが
「やっぱり歩くのはいいよね。」と言っています。
30分程度歩行をして本日の外歩行リハビリは終了です。
訪問看護には病院では出来ない様々なケアやアプローチがあって
とっても奥深いと思います。これからも勉強して頑張っていきたいと思います!
~おまけ~
突然ですが、、パンが大好きな私の
墨田区でおすすめなパン屋さんをご紹介したいと思います(^^)!
キムラヤさん
ここのパン屋さんには一年前に就職活動をしていた頃から通っています。
優しそうなご主人と奥様で経営されていてアットホームな雰囲気。
パンもふわふわでご近所の方たちにもとっても好評です。
ある日、利用者さまにキムラヤさんのお話をすると、
「ここのパンを買うと子供が喜ぶので
昔からよく買いに行っていたんだよ。」
と、そこから笑顔でお子様の話をたくさんしてくださりました。
地域のことを知ることはその土地で生活する
利用者さまをより深く知る為に必要なエッセンスになると思いました。
墨田区は歴史の長い町で知れば知るほど面白いです。
美味しいパン屋さんもほかにもたくさんあります!
ご興味のある方は是非お越し下さい♪