訪問看護ストーリー
Story
私は北千住訪問看護ステーション勤務2年目の看護師です。
先日訪問看護の契約をする際、初めてお宅を伺った時のこと。
その日は雨でした。玄関前で身なりを整え、いざチャイムを・・・と思ったら、
その横に番人が。。。
ぎゃーーーーー。
実は私、カエルが苦手。。。
まごまごしていたら、気配を察したご家族が玄関を開けてくださいました。
よく見たら、おもちゃのカエル。
利用者さんに後日
「実は本物のカエルと見間違えて、怖くてとっさにチャイムを押す手をひっこめたんです」
とカミングアウトして、一緒に大笑いしました。
こんな時、どんなに大きな病気と闘っていても、一瞬時を忘れて大笑い。
ご自宅に伺って訪問看護するときは、思いもしない出来事が起こります。
真面目な話もしながら、時には一緒に怒ったり辛さを悲しんだりこともありますが、
一緒に笑うことも沢山あります。
なごやかな時間を共有できたエピソード。
利用者さんの笑顔がみれて良かったと思えた、ある日のできごとでした。