訪問看護ストーリー
Story
11月も半ばが過ぎ、ノロやらインフルやら
風邪やらが流行りはじめている
そんな秋の夜長の勤務後、
18時から、足立区の訪問看護ST連絡会と
福祉用具連絡会の合同企画、
福祉用具とじょくそうの学習会が開催されました。
足立区には健和会訪問看護ステーションは
綾瀬訪問看護ステーションと
北千住訪問看護ステーションの二つがあります。
ステーション連絡会には二つのステーションから
参加しており、横のつながりを大事にしています。
そして、今回の企画は北千住から参加している
副所長さんが中心に準備を行いました。
足立区内の健和会の柳原病院で
皮膚排泄ケア認定看護師として活躍している
井上雅実さんに講師をお願いしました。
講師は、じょくそうのことはもちろんですが
以前福祉用具のアドバイスをする部署に
いたことがある、じょくそう&福祉用具の
スペシャリストです。
じょくそうの基本的な内容から
スキンケアについても含めて、丁寧に解説がありました。
訪問看護ステーションの経験をもつ
皮膚排泄ケア認定看護師から
10あるうちの方法の中で2でもできればいい
と言ってもらい、
そうなんです、なかなか経済的だったり
介護力だったりで理想通りにいかない現実に
ぶち当たっている現場としては、励まされました。
提案できる術は一つでも多くもちたいなと思いました。
そして福祉用具部会との合同開催です。
講師から紹介、説明のあったマットを
たくさん用意いただきました。
みんな、ぜひ体験したいと群がってます。
その種類、八種類。
たしかに利用者さんに使っているものだけど
実際に寝てみると違いがわかります。
あの人の体交マットの感覚
こんな感じだったんですねーと
あらためて、利用者さんの気持ちを
考えるきっかけになりました。