訪問看護ストーリー
Story
今日の学習会は摂食・嚥下
「おいしく安全な食支援について」
講師は摂食嚥下障害看護認定看護師の青木さんです
おいしいもの大好き
食べるの大好き
だからみんなにもおいしく食べてもらいたいんですって
総勢 55名の方々が集まりました
看護師だけではなく
栄養師さんや歯科衛生士さん、介護職の方も多くご参加いただきました
大盛況
きっと皆さん
地域の方々が最後まで口からおいしく食べられるように
日々試行錯誤しているのですね
学習会の中で伝えられた食支援のポイントは3点
①食形態
②姿勢
③食事介助
でした
嚥下障害が疑われる方へ提供される食事って
「やわらか食」
「トロミ食」
「きざみ食」
「ペースト食」
とかいろいろ呼ぶけれど、実はよくわからない
ほんとにそれは、食べやすいのか?
その人の嚥下力に合っているのか?
食形態の分類や選び方
食べやすくむせにくい食事について学びました
何となく飲み込みが悪いからとろみをつけましょう、ではなく
その人に合った適切な形態を選ぶ必要があるんですね
こんな姿勢でうまく食べられますか?
むせますよ!!
姿勢を整えるだけで
飲み込みが楽になったり
食欲が出てきたりします
お食事やお茶のときは
からだをまっすぐして
足をつけて
ちょっとだけ前かがみになって
あごをひいて
腕を楽にして・・・
ちゃんと姿勢を整えることからはじめましょう
介助方法にもコツがたくさん
口の中がきれいかどうかみることから始まり
ごっくんを確認したり
がらがらがないか確認したり
疲れないように配慮したり
あと、あんまり話しかけるなって・・・
食事に集中!
介助する技術によって
おいしく食べられるか
むせてしまってあんまり食べられないか決まってしまうのであれば
私たちはやはり技術を身に着けなければいけませんね
人間の基本的欲求=食べること
食べられなければ元気も出ません
明日からの支援に役立てていけそうです