訪問看護ストーリー
Story
8月11日基礎講座第4弾 訪問看護におけるリハビリテーション(福祉用具活用も含めて)というテーマでした。
まずは座学で柳原リハビリテーション病院所属 訪問看護の理学療法士 塩見淳史先生 から訪問リハビリテーションについてがあり、訪問リハビリの考え方や報酬改定の話し症例を交えながらの説明がありました。その後健和会補助器具センターの太田智之先生から障害者支援法や制度の話し等事例を交えながら説明して頂きました
次から実技!!
まずベッドに寝てみて、体がずり落ちていてギャッジアップされることの苦痛を体験
「わーくるしい!!」「胸の辺りが・・」と苦しみの声があちこちから聞こえてきました。こんな格好してる利用者さんいますよねー
スライディングシートの使い方→マルチグローブの使い方
次はポジショニング ピローの入れ方を伝授して頂き、いざ実践!!
新人研修生兼、講師兼、教育委員の倉田さん
添い寝の様にならないようにピローを入れて行きます!
「いつも(ピローを)入れるる側なのに、人にされるのは不安だな~」
スライディングボードの入れ方
ポイントは坐骨まで入れる ボードは真ん中を持つ!
自分自身が使えるようになるとコツがわかるそうです
午後からはリフト操作
いろんな吊り具や、リフトの種類の説明があり、吊られたり、吊ったりの体験をしました
「不安だったけど案外怖くなかった」「ベルトの所が少し痛いかな」などいろんなコメントが飛び交いました。
様々な車椅子の説明もありました
車椅子クッションのお試し
3人並んで座り心地、効果を試しております。 ジェルタイプ、エアータイプ
殿部の圧力も図ります
最後にコミュニケーション、ICT,自助具についてです
テクノツール株式会社の島田さんと中塚さんに来て頂きました
これからは障害があろうがなかろうが、スマートフォンやタブレットをうまく活用して、自分の身の回りの事をこなしたり、仕事をしたり、遠くや近くの人と会話をしたりする時代です!!スイッチをうまく使えば障害があったってなんでもできる時代になるようですよ
少しの力で操作できるスイッチを説明して下さっています たくさん種類があってその人それぞれの障害にあわせて工夫しながら活用します。
福祉協同の中川さん スマートフォンやタブレットで操作できるベッドを持って来てくださいました。(楽匠プラス)
みんなで体験します!!
ベッド上でタブレットまで手が届かなくても、スイッチさえ押せれば操作可能です
福祉共同の中川さんもヘッド装着マウスをお試し中です
講師の皆様ありがとうございました!!
そしてたくさんの福祉用具を準備して頂いた太田さん、福祉協同サービスの皆様ありがとうございました!!