訪問看護ストーリー
Story
午前中の講義はフィジカルアセスメントです。
講師は老人看護専門看護師・訪問看護認定看護師 多田信子さんです。
フィジカルアセスメントとは、患者さんの症状や徴候から情報を収集し、必要に応じて触診や聴診を行い、患者さんの状態を判断することです。
訪問をして、五感で異常を感じ取ります。
実際に聴診器を使用して、自分の心音と肺音を聴取しました。
え?自分の体の中こんな音がしていたんだ。とびっくり。
弁が閉じる音、肺の音もそうですが、いつもの状態を知っていれば異常が分かります。
「何か変」という感覚を大事にしていきたいです。
そして、医師にはアセスメント内容を正確に報告してどうしてほしいのかをきちんと伝えることが大切だと学びました。
今回もZoomでの開催でした。
顔も見えますし、グループワークを通じて身近に議論が出来ました。
午後からもZoomでこれまでの8つの研修を振り返ります。
午後からは6月から始まった8講座の振り返りです。
ZOOMで3グループに分かれて振り返りをしました。
それぞれに学んできたことを共有し、3つのテーマで今後取り組む課題を話し合いました。
グループワークで話し合った内容をみんなで共有しました。
そして一人づつ「訪問看護師・訪問セラピストとしての現在の気持ち」を基礎講座を始める前のイメージを比較して発表してもらいました。「訪問看護は一人一人と向き合えるから楽しいでも一方では一人で訪問する事の責任も感じる」「セラピストと学べたことで視点が広がった」セラピストも「訪問看護から訪問するリハビリの楽しさを感じる」「同期と関われて良かった」などなど書ききれないくらいの感想がありました。
担当の利用者さんを前任者から引き継ぐときにどうしているか、先輩たちに困った時に相談できているか、他職種へ相談するときに優先順位に悩んでいるなどの話し合いもありました。それぞれの職場でみんな楽しみながら頑張っています!
次回はフォローアップⅠです。