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学習会『インシデントから学ぶ訪問看護の制度について』

学習会『インシデントから学ぶ訪問看護の制度について』

今回の学習会のテーマはコチラ!
講師は北千住訪問看護ステーション所長 訪問看護認定看護師の伊藤智恵子さんです。
18時からの学習会に60人を超えるスタッフが参加しました。
今回もオンラインでの学習会です。

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訪問看護サービスを利用する場合、公的保険制度である介護保険または医療保険が適応されます。
訪問看護では訪問する看護師が直接利用者さんと契約を結び、
提供したサービス・ケアの対価として利用料をお支払いいただきます。
直接お金を頂く以上、保険制度を理解して、契約内容や利用料金を正しく説明できなければいけません。
しかし、この保険制度。複雑な上にしょっちゅう改訂があって悩ましい・・・・
今回の学習会は実際にステーションで起きた保険請求に関するインシデントから、制度を理解していくことが目的です。



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この方は医療保険と介護保険どっちが対象になるの?
フローチャートでチェックしていきます。

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「うんうん」
「あるある」
「そうそう、そうだよね」 
実際のインシデントケースから保険制度の内容のどこに引っかかったのかを確認していきます。

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講義後は、小児や難病の利用者さんに多い、複数の訪問看護ステーションが入っているケースについて、各ステーションの受け入れの現状や課題について情報交換をしました。
病状によっては、連日または日に複数回の訪問を要する利用者さんもいます。そういった場合は1か所のステーションでは対応が難しいため、2か所ないし3か所のステーションが入ることがあります。どのステーションのどの看護師が担当しても利用者に安全なケア提供がなされるために、日常的な情報共有ではどんな工夫をしているか話し合うことができました。小児やリハビリテーションを専門としているステーションと一緒に利用者に関わることで、新たなアセスメントの視点や専門的な技術を学ぶことができ、ステーションとしてのスキルアップに繋がっているといった意見もありました。

今回は実際のインシデントケースから、特に確認や注意が必要な医療保険制度のポイントを学ぶことが出来ました。「あれ?」「これってどうだったかな?」と思った時には迷わずに『訪問看護業務の手引き』を引くクセをつけていきたいと思います。

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