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健和会訪問看護ステーション フォローアップⅡ事例発表会開催しました!

健和会訪問看護ステーション新入職員研修の総まとめ=事例発表会です

健和会訪問看護ステーション新人研修「フォローアップⅡ」開催しました!
フォローアップⅡでは、自分の担当した利用者さんを通じて学んだことや考察したことを発表します。
最後まで頑張り続けた看護師6名と理学療法士1名。初回オリエンテーションで集合して以降、ZOOMでの開催が多かったのですが、事例発表でみんな集合出来ました。事例発表を通じて同じ会場で笑ったり泣いたりして語り合えますね!

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終末期(ターミナル期)の看護についての発表

終末期(癌・非癌利用者のターミナル)の看護を発表した4名:誰一人として同じプロセスをたどる利用者さんは居ません。出会った利用者さんの人生に伴走した様子が丁寧に伝わってきました。

  • 死期が間近に迫っている利用者と本人から「不安を取り除く」
  • 楽しかった思い出や配偶者との思い出を語る時間=マイナスの話題よりプラスに感じる話題  の大切さ
  • 自分の感情をコントロールすることの大切さ
  • 残された家族が「後から振り返った時に少しでも良かったと思える看取りの支援」
  • 在宅の終末期に限ったことではありませんが、次の状況を予測して準備することの大切さ。
  • アドバンスドケアプランニングは、タイミングとして早すぎることはない、むしろ遅すぎな いタイミングが大切で、本人家族の気持ちや、私たちがやってあげたい事が何回変わっても いい
  • 看取りは家族に寄り添いがちだが、あくまでも本人が主人公。その視点を忘れないで。

4人の看護師の素直な様々な想いが伝わってきました。

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多職種連携+ADLに着眼した看護の発表

多職種連携+ADL関連の発表をした2名:看護師からはADL低下と福祉用具導入のタイミングの難しさから学んだ事例でした。本人家族との思いは福祉用具を入れると本人の身体機能が低下するのではないかという気持ち。その想いに沿いながらもご家族の介護負担が多くならないようにするための専門的アドバイス。サービス調整のタイミングの難しさは直接的なケアだけでなく、福祉用具導入を導入することも細やかな寄り添いとタイミングを見た導入が必要であることを発表してくれました。

訪問セラピスト(理学療法士)の報告では、訪問看護ステーションにおける理学療法士の専門性をどのように発揮するかを考えた事例でした。理学療法は単なる歩く練習ではない、セラピストが直接関わっている時間は1週間で考えると非常に短時間です。むしろセラピストが直接関わっていない時間のマネジメントが非常に大切であるということを事例を通じて発表してくれました。訪問リハビリの頻度が週1回という少ない関わりの中で、ベッド上生活の利用者さんがトイレでの排泄が出来るようになり、デイサービスにまで通えるようになったことには大変感動を覚えました。担当PTが細やかなアセスメントを通じて本人の能力がステップアップするような支援を計画し、多職種と連携した結果だと思います。

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利用者の役割に着眼した看護の発表

本人のQOL(役割)を大切にした看護を発表をした1名:発病後も家族のために車の運転をしたいと思っている利用者さん。でも家族は危ないから運転はやめて欲しいと思っている様子。実はご本人の想いは「家族のために役割を果たしてあげたい」と思っていたことに気付きます。実際には車の運転には至りませんでしたが、今の自分に出来ることを一緒に見付け、丁寧な支援を続けました。最終的には家庭の中にご本人の存在感がしっかり在り、そのおかげで娘さんたちとの関係も良くなった支援を発表してくれました。

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とても活発だったディスカッション

質疑応答は非常に活発でした。それは同じ研修を受けてきた同期が発表者の想いと自分の想いを照らし合わせることがきた結果だと思います。 本日は参加できなかった各事業所の先輩から祝辞(!?)ねぎらいの言葉が届いております。
所長からも熱いメッセージ届いています!!
実践を積んできた統括所長から頂くコメントもみんなの心に染みています。
臨床看護研究所からも、ひとりひとりの発表をしっかり聞いてアドバイスを頂きました。
健和会看対の看護師さんからも「ご自身も過去訪問看護をやっていた、事例発表を聴いてすがすがしい気持ちになったとの事でした。

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訪問看護・訪問リハの色は何色?再び。。。

基礎講座、フォローアップⅠ、フォローアップⅡ(事例報告)を終了し、新入職員の訪問看護・訪問リハの「色」は何色になったのかな?
これから、みんなと一緒に地域を支える仕事をするのがワクワクします。
1年間の研修本当にお疲れ様でした。

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