訪問看護ストーリー
Story
今回は健和会訪問看護ステーション8ステーションの看護学生実習担当者がリモートで集まり、夕方の時間を使って交流会を開催しました。それぞれが事前に東京民医連教育担当者研修(内藤知佐子先生)の動画を視聴しこの研修に参加て頂きました。
まずは教育委員の多田さんより訪問看護を取り巻く現状や、事前に応えて頂いていたアンケートについての報告がありました。
自分たちが学生時代どうだっただろう、指導者にどんなことを言われて嬉しかったかな、などの内容を共有しました。その後内藤先生の動画の内容を共有・・・根性論ではない時代で、世代の特徴を踏まえた指導が必要。指導者の6つの役割。7つの心構え。・・・
そしてコロナ禍であまり実習をさせてもらえなかった学生さんたちのエピソードを共有
学生受け入れで困っている事
コロナ禍では見学ばかりで実践が出来なかった。訪問看護でケアが出来て嬉しそうだった。最近ではみんな実習も通常に戻ってきている。ごはんを一緒に食べれず、食べても黙食であまり色んな話ができない などなど・・・
実習期間や時間も短く、もっと訪問看護の楽しさや、やりがいを伝えたい。もっと同行訪問をして地域の事を伝えたい
最後に来年度どんな風に学生さんを受け入れたいかを共有しました。
在宅ならではの体験や地域の特性など経験させてあげたい。目標となる看護師像を見つけてもらいたい。コロナ禍で学生の受け入れを嫌がっていた利用者さんにも受け入れてもらえるように説得したい。訪問看護師がどんな事を考えて看護を行っているのか思考を言語化して伝えたい。身の引き締まる思いだ。最終的には訪問看護がしたい、健和会がいいと思えるような実習にしたい。
来年度に向けて熱い思いを持って交流会が終わりました。