訪問看護ストーリー
Story
訪問看護をしていると訪問している街に愛着が湧きます。
街を良く知ることは利用者さん、ご家族への理解を深める事にもなります。
利用者さん、ご家族が長年生活をしてきた場所なので、話を聞かせてもらう度に昔の街並みを想像し、思いを馳せています。
私達、鐘ヶ渕訪問看護ステーションは東武スカイツリー鐘ヶ淵駅から徒歩8分の場所にあります。
鐘ヶ淵は戦争で焼け残った地域の為、未だに昭和でレトロな街並みを残しています。
また、隅田川と荒川に挟まれており、川に沿って巨大な防災団地がそびえ立っています。火災、水害から街を守る重要な機能を果たしています。
そんな鐘ヶ淵の街並みで私が好きな物の1つをご紹介します。
これです‼︎なんだかわかりますか?
「どなたでもどうぞ」、どうぞの椅子です。
訪問をしていると色々な場所に置かれているのを目にします。
これは墨田区の住民と医療福祉保健専門職が協力し、どなたでも座れるイスで地域をつなごうと取り組む、イスからつながるプロジェクトで置かれた物です。
この椅子を見る度にとっても優しい気持ちになります。
いつか利用者さんとの屋外歩行時に休憩で座ってみたいなと思っています。
皆様もぜひ鐘ヶ淵に遊びに来た時には利用し、優しさに触れてみて下さい。