訪問看護ストーリー
Story
こんにちは、新みさと訪問看護ステーションです。
当ステーションでは昨年から、三郷市のNPOサポートネットほっとピアにて年に4回ほど、健康や身体づくり、介護サービスのお話や相談を看護師や理学療法士がさせていただいています。
先月6月も写真にありますようにとてもアットホームな雰囲気で約1時間開催されました。
参加された皆様は真剣に聞いて頂き、活発な質疑応答もありました。
テーマが『カンタキとショウタキとは何ぞや?』
正式名称は看護小規模多機能と小規模多機能。聞いた事はあるものの、実際にどのようなサービスが受けられてどこに違いがあるのか、細かいことはよく分からないという方もまだまだ多いと思います。
そこで今回は、当ステーションと同じフロアにあります、正式名称:看護小規模多機能型居宅介護サービス「まいほーむ新みさと」の所長の小渡さんからとってもわかりやすーい説明をこのブログでお願いしたいと思います。
こんにちは、こんばんは、はじめまして。
まいほーむ新みさとの小渡です。
この度はご紹介にあずかり、僭越ながら、看多機のご紹介をさせて頂きます。
わかりやす~くと言われていますが、中々ややこしいサービスなのでちょっと長くなっちゃうかもしれません。文章をみるのが苦手な方はとりあえず図を入れておきますので参照くださいませ。
簡単に言うと、24時間365日、一つの場所で様々なサービスを受けられる場所です。
サービスとして通い、泊り、訪問介護、そして訪問看護があるのが看多機です。訪問看護がないのが小多機です。今風?に言うと介護のワンストップサービスです。しかも料金はサブスクです。
こんなことを言うと、小多機、看多機の方々からバッシングを受けますが、仕組みで言うと、サブスクです。何度利用しても月額定額制のお得なプランなんです。
介護保険のサービスで先に小規模多機能型居宅介護、いわゆる小多機ができました。
小多機の設立背景としては、住み慣れた地域で最期まで暮らし続けたいという思いを叶えることを柱として設立されました。地域で、自宅で最期まで暮らすということは既存の決められたサービスだけでは難しく、一つの施設で様々な介護サービスを柔軟に組み合わせて提供していくことが必要であるということから設立されました。ただ、死が近づいてくると、どうしても医療ニーズが多くなっていき、医療、介護の双方で支えていくことが出来る看護小規模多機能型居宅介護、いわゆる看多機が設立されました。小多機も看多機も、「住み慣れた地域で最期まで住み続ける」という部分は変わりません。 医療的な処置が必要な利用者さんは、なかなか外に出ることが難しいこともあります。介護者の方もなかなか休むことも出来ないこともあります。看多機は看護師が常に居ることで、どんな状態でも外出することができるし、介護者の方と一緒に二人三脚で見ていくことが出来ます。本当はもっともっと伝えたいことがあったのですが、やはりすごーく長くなってしまうので今回はここまでで、またいずれどこかでお話できればと思います。