訪問看護ストーリー
Story
健和会訪問看護ステーションの新入職員は、5月~10月に行われる基礎講座を修了すると、11月にフォローアップ研修を受講するという流れになっています。フォローアップ研修は、基礎講座の後の看護実践・リハビリテーション実践を振り返り、自分の訪問看護・訪問リハビリテーションについての課題が具体化できることを目標としています。
今年度の受講生は看護師7名理学療法士2名=合計9名です。九人九色の課題があり、一つ一つ真摯に取り組んでいる様子がとてもよく伝わってきました。利用者の立場にたち再度看護課題を見直した、認知症の利用者さんの訪問時に自分の立ち位置を気を付けるようにした、利用者さんの体位変換時にはスライディングシートを活用するようにした、先輩に報告する時は目的を明確に端的に報告するよう意識するよう意識した、物品を使用する時にコスト意識を持つようになったetc。.たくさんの意見が出ました。
集合研修は、同期の看護師と理学療法士が本音を話し合える場となっており、普段の悩み事を共有したり、お互いアドバイスし合える良い機会となっています。普段働いている事業所は異なりますが、地域や利用者さんへの想いは皆同じで、ホッとできる安らぎの場にもなっていました。
ひとり一人が、訪問看護の役割について思うことを付箋1枚に1つ書く。それをどんどん模造紙に貼っていく。遠慮なくどんどん書いて貼る!基礎講座を終え実践を積み重ね、みんなの意見がどんどん出てきます。頼もしいし嬉しい。たくさん出た意見の似たものを一つのカテゴリーにまとめて、それにミニタイトルを付けます。「身近な相談役」「家族の様な専門家」「Needs!ニーズ」。教育委員として研修の運営に関わっている者としては、この作業のプロセスを見ているのがとても面白いです。そのタイトル素敵ぃぃ★そのタイトルいいセンスしてるぅぅ!
Aグループがとってもこだわったのは、それぞれのカテゴリーが道路でつながっているこの図。訪問看護はどのカテゴリーも精通し、あっち行ったりこっち行ったりしながら利用者のニーズを大切にして関わるんだという決意が伝わってきます。
こだわったのは模造紙の一番上につける総合タイトル。訪問看護と訪問リハの役割を分かりやすく、でも熱意をもって伝えたい。小さなカテゴリーのタイトルを丁寧につなぎ合わせ出来上がりました~~~★ご覧ください★
集合でのまとめ作業が終わりました。次はいよいよ事例発表ですね。心に残った事例、学びの多かった事例、ひとりひとりがどんな事例発表をしてくれるかとても楽しみです。最後までブログを読んで頂きありがとうございました。