訪問看護ストーリー
Story
2024年5月20日
訪問看護では6月からの施行となる
診療報酬改定と介護報酬改定に備えて
統括副所長の伊藤智恵子さんが講師を務め
看護師・リハビリスタッフを対象に学習会を開催しました
2024年は、医療・介護・障害福祉の3つの報酬が同時に改定される6年に1度の「トリプル改定」の年です
通常、医療は2年毎、介護と障害福祉は3年毎の改定が行われます
3つが一緒に改定されるトリプル改定の年は、制度間の調整が行われ、大規模の改定となり得るため注目されます
医療と介護の橋渡し役として地域で活動している我々には
今回の改定のポイント・変更点を理解し、利用者に正しく説明できるスキルが必要です
終業後の開催でしたが、多くのスタッフがオンラインで参加しました
トリプル改定にあたり課題になっているのが、団塊の世代が全て後期高齢者になる「2025年問題」と
働き手である生産人口減少し、且つ団塊ジュニア世代が65歳以上となる「2040年問題」です
これらの問題に備えるべく、今回の改定のポイントとして
①地域包括ケアシステムのさらなる推進の為の医療・介護・障害サービスの連携強化
②りハビリテーションなどの機能訓練、口腔嚥下機能の維持、適切な栄養確保など自立支援・重度化防止に向けた取り組みの強化
③情報通信機器(ICT)による業務効率化に向けて、医療・介護DX(デジタルフォーメーション)の推進
などを学びました
ボリューム満載の内容ですので各ステーションごとに復習が必要ですね
がんばっていきましょう