訪問看護ストーリー
Story
今回の学習会の講師は草本理恵さん
今年度資格取得した
健和会訪問看護ステーション群待望の
摂食嚥下障害看護認定看護師です
食べることは生きること
利用者さんには人生の最期まで食を楽しんでほしい
我々訪問看護師の願いです
加齢や低栄養、活動不足に伴う筋肉量の低下や筋力の低下「サルコペニア」は
食べ物を噛む力や飲み込む力(摂食嚥下)に影響を及ぼします
最期まで食を楽しむ為には
「リハビリテーション」「適切な栄養管理」「口腔の衛星と嚥下機能の維持」がバランスよく
三位一体で行われることが大切であると学びました
食べ物を食べる一連の行動は5段階のプロセスを踏むと言われます
・食べものであることを認知する「先行期」
・食べ物を咀嚼して飲み込みやすい食塊にまとめる「準備期」
・食槐を咽頭に送り込む「口腔期」
・嚥下反射で食塊を咽頭から食道に送り込む「咽頭期」
・食塊を食道から胃に運ぶ「食道期」
食事が進まない原因はさまざま
その方に適したケアを提供するためには
5段階のどこでどんな障害が起きているかという視点が大切です
食事に関わるのは
家族をはじめヘルパーさんやセラピストなど多岐にわたります
すべての支援者がその方の食事に対する課題を共有し、安全で適切なケア方法を習得し提供できることが必要です
我々訪問看護師はケアチームの調整役として機能していく必要があると改めて感じました
健和会訪問看護ステーションでは
偶数月の第三木曜日の夜に認定看護師による学習会を開催しています
気になるテーマがありましたら、ぜひご参加ください
一緒に看護を学んでいきましょう