訪問看護ストーリー
Story
協議会訪問看護ステーション学習会
「精神疾患の理解」が開催されました。
今回は、錦糸町クボタクリニック地域ケア部長で、
臨床心理士、精神保健福祉の東 健太郎先生を講師にお迎えして、
まずは基本的な精神疾患について学びました。
入院治療中心から地域生活中心となり、
精神疾患をもって地域で生活する人への支援が増えてきていることを
肌で感じている受講者が、終業後の学習会にもかかわらず
50人以上集まりました。
皆、どのように向き合っていけばいいのか、
どのように支えていけばいいのか、
同じように悩んでいたのですね。
まずは疾患を理解することから…と思い企画しましたが、
先生のお話をうかがううちに、
疾患そのもののカテゴリーや病態を知ることよりも、
それをその人のもつ個性として捉えて、
疾患を持っても安定して生活を送ることを支援することの重要さを感じました。
大盛況で時間が足りなくなり、
質問の時間があまりとれなくなってしまったことが残念でしたが、
いくつか出たケースの質問の中から、
接し方のポイントなどを聞くことができました。
また事例を通しての学習会などが企画できればいいなぁと思います。
東先生、ありがとうございました!