訪問看護ストーリー
Story
協議会ステーション学習会 「精神訪問看護について」が開催されました。
年々、精神科の利用者への訪問看護の需要が増えてきているので
昨年に引き続き、学習会のテーマとして精神訪問看護を選びました。
まずは、精神訪問看護について、精神訪問看護を実施している2つのステーションの
責任者の2人(キレイどころの2人です)が講義を担当してくれました。
講義の内容としては、精神訪問看護について
現在、背景として、入院医療中心から地域生活中心にすすんでおり、精神訪問看護が注目されていること
実際どのような対象の方に訪問しているか?
通常の訪問看護とどこがちがうのか?
精神科訪問看護の利用の際の費用と活用できる制度について
などの説明がなされました。
次に精神障害者の地域支援のための社会資源ということで、
錦糸町クボタクリニック/錦糸町相談支援センターの東さんを講師に迎え、お話しを頂きました。
自立支援医療について(そうか、デイケアは医療サービスだったのか!!)
精神障害者保健福祉手帳について(2級と3級だと生活保護における障害者加算があるとないでちがうのね。)
障害年金について(初診から1年6ヶ月経過からしか支給されないのね・・・)
生活を支える社会資源について(ケアマネジメントをする存在の方がいるんですね・・・)
など、具体的に分かりやすい講演でした。
質疑応答では、実際に精神科の利用者さんに直面している看護師から
質問が積極的になされていました。
講義の前までは「制度が複雑でわからない!!」と思っていましたが
実際講義を受けて、活用できる制度を整理して、理解することが出来ました。
これから現場で自分たちの地域ではどこが実施しているんだろう?と学習を深め
日々の支援につなげていきたいと思います。