訪問看護ストーリー
Story
訪問看護師は、ご自宅に訪問して、診療の補助と療養上の世話を行うのが主な仕事です。
それ以外に、ときどき、生活と病気の両方の視点で利用者さんを、みている役割を生かして、
地域の方にむけて、在宅療養について、講演をしてくださいとお願いされることがあります。
今回は地域包括支援センターが企画する老い支度講座、
三回シリーズの一回を訪問看護師に依頼がきました。
「しっかり地域の人にむけて、訪問看護を宣伝してきてね❤」と所長に背中を押され(押しつけられ?)、
訪問看護認定看護師の藤原さんが、その役を引き受けて、講演してきてくれました。
講演内容は 老い仕度講座 「医療・在宅編」 訪問看護とは?予防~看取りまで
パワーポイントを使いながら、説明します。
参加者のみなさまも熱心にきいていました。
そして、講演後はたくさんの質問がありました。
「胃ろうってよくきくけど、どんなものですか?」
「平穏死って、どんなことですか?その先生の名前もう一回教えてください。」
「私が、相談しようと思ったらどこにいったらいいかしら?」などなど。
地域についての質問がでたので、所長からも回答がありました。
現場にいた包括の職員や、聴きに来てくださってた介護職のかたの補足説明などにも助けられ、
活気溢れる講演になりました。
最後はグループワークを実施しました。 そのあと、感想などの発表がありました。
「具体的なことが話されてイメージがつきやすく、わかりやすかったです。」
「最期どのように迎えるか、いまから家族で話し合っておこうと思います」 などの感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
そして、講師を務めた藤原さんお疲れさまでした。
地域包括ケアの推進にむけて、訪問看護師の役割をあらためて、考えることの出来た1日でした。