訪問看護ストーリー
Story
昨年引っ越した利用者さんの娘さんから、今年の2月に父が亡くなったと喪中の手紙をいただきました。
そこで、手紙のお礼に娘さんに電話してみました。
引っ越したあと、誤えん性肺炎などで入院し、一度は家に帰りましたが、最期は病院で亡くなったそうです。
「家にいるときも、血糖やインスリンの相談を毎日のように主治医にしていて、大変だった。
いかに、北千住のシステムが良かったか、引っ越して思いました。」とありがたいお言葉をいただきました。
そして、「みんなが覚えてくれたことがとてもうれしい。」と話してくれました。
この利用者さんは牧師さまでした。そして奥様も私たちの訪問看護ステーションの利用者さんでした。
なので、奥様のことも気になりました。大切なご主人を亡くしてどうしてるんだろう?と。
娘さんから「クリスチャンなので天国を信じているので、母も父の死で悲しむことなく天国へいったのだな、
と思っています。私も父が天国へ行ったことで、天国が近いものになり、今父はどんな格好でどんなことを
しているんだろうと思うんです。」
この話を聞いた私たちは、大切な方とのお別れはもちろん悲しいことだけど、
目には見えないけど近くに感じることができる そんな考え方は素敵だなー。そして、私たち看護師のこともちょっぴり気にして天国から見守ってくれてるんだろうな。と思います。
本当にありがとうございました。