訪問看護ストーリー
Story
こんにちは。
教育委員会です。
健和会訪問看護ステーションでは、
毎年新入職員を対象に基礎講座を開催しています。
3ヶ月にわたって行われるこの基礎講座では、
5日間、40時間でミッチリと
訪問看護師としての基礎的な専門知識を講義します。
公開講座として一般にも公開しているので、興味のある方は
こちらをクリック!!⇒http://kenwa-houmon.com/education/kouza.html
さてさて、
今年もスタートしました、基礎講座!
第一回目となる6/15の基礎講座では、
「対象のとらえ方」:臨床看護学研究所 大宮裕子先生
「訪問看護の歴史と訪問看護師の役割」:宮崎和加子先生
という内容でした。
「対象のとらえ方」では
訪問看護の現場で出会う利用者さんやご家族を
どのように理解して支援するかを学びました。
利用者さんや、そのご家族の理解に困難さを感じること、
正直言ってありますよね・・・
看護師は「感情労働者」ですから
ストレスたまることもあります。
まずは「本当の自分」をわかったうえで、
そして人同士がわかり合うことはきわめて難しいことと理解したうえで、
相手の立場に立って考えてみる。
人間は一人ひとり違って当然。
その違いを、自分が成長する機会と捉えて受け入れられる
訪問看護師になれそうですね☆
また、事例を元にグループワークも行いました。
さすが、訪問看護師さん!
すぐに活発な意見交換ができていました。
受講生のみなさん、
日々の自分の援助や、
自分自身を振り返る良い機会となったようです。
「訪問看護の歴史と訪問看護師の役割」では、
生きる訪問看護の歴史である宮崎先生の
パワフルなお話をうかがいました。
宮崎和加子先生は、
東京の第一号訪問看護ステーションである
北千住訪問看護ステーションの初代所長です。
以来、訪問看護の発展に尽力されてきました。
時代の変遷とともに変わってきた訪問看護。
これからの訪問看護がどうあるべきかについても
大きなヒントをたくさんいただきました。
受講生の皆さま、一日お疲れさまでした。
日々の実践に少しでも役立つといいな、と願います。