訪問看護ストーリー
Story
こんにちは、大島訪問看護ステーション江戸川営業所あかりです。
今回は私たちステーションの自転車置き場で起きた出来事を紹介します。
私たちの訪問に使っている自転車は、隣のビルの荷物置き場のようなところが駐輪場です。
6月下旬・・・(ちょっぴり遅い報告となりましたが)
そこになんと、ツバメの巣が出来ていました。その巣には4羽の雛がいたんです。
自転車を取りに行くと「チュイッ、チュイッ」っと鳴いて親鳥に話しかけていました。
親鳥が餌を何度も運んで雛たちに食べさせている姿を愛おしく感じるようになりました。
私たちはいつしか毎朝、「今日も元気にいるね」と雛の成長を見届けるようになりました。
しかし、ある朝、一羽の雛が駐車場に落ちてしまったんです。
高い天井からつい身を乗り出してしまったんでしょうね。まだ飛べない雛・・・
かわいそうで近くに埋葬(土葬)して、お花を供えてあげました。
そんな雛達も4週間くらい経った頃、元気に近くを飛び回るようになりました。
もう、小さな巣には戻ってこないようですが、3羽が近くを遊んでいるのをみると
「やっぱり自分が生まれたところが分かるんだね~」と会話してしまう私たちがいました。
ほのぼのする一ヶ月でした。
私たちの健和会訪問看護ステーションにも4月より新卒の看護師が採用となり、今まさに
奮闘しているようです。
彼女達も今はまだ雛の状態?
でも、近いうちに羽ばたいて堂々と訪問できる日が来るのを見守っていきたいと思います。