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リンパマッサージの奥深さ(訪問看護現任研修)|ブログ|健和会訪問看護ステーション

リンパ浮腫への対応を知ろう!現任研修 

こんにちは

健和会訪問看護ステーションです!

2016.11.30 

「リンパ浮腫への対応を知る」というテーマでの第2回目の現任研修が開催されました。

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内容としては、前回研修と同じですが(11月1日のブログをご参照下さい)、前回出た質問を踏まえ、より充実した内容の講義でした。

公開講座としているので、外部からの参加者も5名いらっしゃいました。

内部からは31名の参加者がありました。

毎回多くの参加者があり、好評を頂いています。

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Q&Aをいくつかピックアップしてご紹介します。

 ~ ~ ~

Q:「温めすぎは良くないの?」

A:血行が良くなりリンパ液が沢山生成されるので、悪化する危険がある。足浴などは、その後の観察をしっかり行なう必要がある。最適温度(39~42℃)を守り、気をつけながら行なうようにしましょう。

Q:「運動は有効ですか?」

A:適度な運動は血流が促進されるので有効。激しい運動は、逆に浮腫が強くなる事がある。安静にしすぎるのも良くない。(加減が難しいですね・・・)

Q:「リンパドレナージの資格を持たない看護師ができる範囲は?」

A:手を皮膚の上に置いて、皮膚を動かす程度にさわる。という程度です。

・・・とお話しする講師の先生です。↓

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事後アンケートから抜粋して学びをご紹介します。

  ~ ~ ~

・アセスメントが重要だという事がわかった

・リンパ浮腫への対応というと、すぐにマッサージやドレナージという実技的なことが浮かぶが、体重管理や栄養、生活の仕方など、全体的に評価や指導が必要だということがわかった

・セルフケアできるよう、また予防に努めることの重要性もわかった

・スキンケアなど、すぐ現場で生かせそうな内容が学べた

・安易に行なうことで全身状態を悪化させる事もある。

・何から来ている浮腫なのか、アセスメントがしっかりできないと利用者へ不利益になってしまう

現場で安全にケアを提供するために、

もっと学んで知識を深めたい。

リンパマッサージの実技も学びたい。

という声も聞かれました。

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↑疲れていても真剣に聴講する訪問看護師たちです。

モチベーションが上がり、各自の課題が明確になった研修でした。

次回、第3回目現任研修(公開講座)のお知らせ

12月21日(水)←間もなくですが・・・

詳しくは、当HP「講座申し込み」のページをご覧下さい。

間に合いそうな方は、健和会訪問看護ステーション統括部までご連絡くだされば、お席をご用意してお待ちしています。

「間に合わないわ~」という方、または小児の訪問看護にご興味のある方は、1月17日(火)にも小児の勉強会がありますので、同じく当HP「講座申し込み」のページをご覧下さい。

健和会訪問看護ステーションでは、いっしょに働き学び笑い成長しあえる看護師の皆様をお待ちしています!

体験もできますので、いらしてくださいね!

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